できもの

できもの

ニキビ(尋常性ざ瘡)

ニキビは、主に顔や胸や背中に、赤く膿を含んだようなブツブツがたくさん出てくる皮膚病です。思春期~40歳ぐらいまでの方に多く、俗に「吹き出物」と言われることもあります。いろいろな理由によって毛穴が塞がれることで、毛穴の中でアクネ菌(にきび菌)が増殖し炎症を起こすことが原因と考えられています。

とくに思春期の頃は、「皮脂」と呼ばれる皮膚の脂分が過剰に分泌されるため、毛穴が塞がり易くなります。しかし社会人になっても「大人ニキビ」と呼ばれるように、吹き出物を繰り返すことがあります。この場合、生活習慣、食生活、お化粧、睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなど原因はもっと複雑です。

ニキビはありふれた病気ですが、自己流の間違った治療では炎症が悪化したり、醜いニキビ跡になってしまうなど肌トラブルの原因になります。クリニックで行えるニキビ治療には塗り薬、飲み薬、漢方などの有効な方法がいくつかあり、症状に合わせて適切な治療を選択できます。

粉瘤(おでき、アテローム)

皮膚にできる腫瘍(できもの)の中で最も多い病気です。アカが溜まった袋状のできものです。本来なら自然に剥がれ落ちていくアカが閉じ込められてしまうことで、皮膚の中で丸く膨れ上がります。このアカがまるで粉のように見えるため、「粉のこぶ」という意味で「粉瘤」と呼ばれています。

中身は独特の悪臭があり、時に赤く腫れて痛みを伴うこともあります。この腫れた状態は一般に「おでき」と呼ばれることが多いようです。また脂肪のかたまりができたのでは、と誤解されている場合も多いようです。

治療は主に中心部をくり抜く小手術(くり抜き法)を行います。この方法が最もキズが小さくキレイに治ります。開ける穴の大きさは、粉瘤の部位・大きさにより変わってきます(大きくとも数mm程度)。術後も適正な処置を行うことで1~2週間でほぼ完治します。

顔のイボ

年々顔のイボが増えてしまい、周囲の人に気持ち悪いと言われてしまった、と悩む方が多数おられます。ただし、顔に出来るイボには、主なものだけでも、老人性イボ(脂漏性角化症)、ウイルス性イボ(扁平疣贅など)、稗粒種、汗管腫、などいくつかの種類があります。それぞれ最適な治療法が異なりますので、皮膚科専門の施設でキレイな状態に治療することをお勧めします。

首のイボ、ワキのイボ(アクロコルドン スキンタッグ)

中年以降の人のほとんどの方に少しずつできてくる、「ぴょろっ」と皮膚から飛び出した柔らかいできものです。首、ワキ、胸などに良くできます。色は肌色からやや黒ずんでおり、数mm程度の大きさで柔らかく突き出てきます。これは医学的には軟性線維腫ともいわれるもので、思春期頃から発生してきます。

原因はよくわかっていませんが、衣服の摩擦などの慢性の刺激や、高齢者に多いため皮膚の老化現象ともいわれています。数が増えて大きくなり、衣服や装飾品で擦れて痛くなるなど症状がある場合は、保険で治療することが可能です。また整容的に気になる場合にはレーザーなどで一気に治療をすることも可能です。

手足のイボ(尋常性疣贅、粘液嚢腫、ガングリオン)

最も多いのが、子供の手足に良く見られるイボで、小さい傷口などから感染するといわれるウイルス性のものです。そのため怪我しやすい手足の関節や末端によくできます。放置しておくと手全体にイボだらけになってしまうこともあり、生活に支障がでることがあるため治療を行って下さい。

治療は主に液体窒素と呼ばれる、-200℃ぐらいの液体でウイルス感染を起こした細胞を壊死させて治療しますが、なかなか治らないことが多いため、当院ではさまざまな工夫を凝らして早期治癒を目指しています。また、その他にも手足には袋状にドロドロした液体が溜まってしまう粘液嚢腫、ガングリオンといったものや、足の裏にできるウオノメ・タコなども出来やすいです。これらもそれぞれ治療方針が変わってきますので、専門的に診てもらって下さい。

陰部のイボ

陰部に出来るイボにも様々な種類があります、中でも注意すべきは性感染症です。例えば尖圭コンジローマは外陰部や肛門の周囲にできるギザギザした形状のイボです。近年増えていると言われる梅毒なども扁平コンジローマと呼ばれるイボが出来ることがあります。これらは痛みや痒みを伴うことは少なく、いぼに気づかず感染が広がる可能性があります。

また、疥癬よばれるダニが原因であったりする場合もありますので自己判断では危険です。その他、粉瘤や血管腫なども陰部にも出来やすいことが知られています。

陰部の治療は恥ずかしいものですが、皮膚科には老若男女問わず多くの方が診察に来られていますので安心して受診してください。

ほくろ

ホクロは、美容的な問題や、悪性化の心配など様々な理由から皮膚科で治療を希望される方が増えています。悪性を疑う場合や、盛り上がっていて痛みがある、引っかかる等の機能的問題がある場合は、保険で手術も行うことが可能です。当院では、その方に希望に沿った形で、最適の治療を行っています。

当院では手術にラジオ波メスを用い、レーザーでは大手メーカーの高機能CO2レーザーを使用しております。どちらも周りの皮膚へのダメージと出血を最小限に抑えることが可能です。美容的に美しく仕上げたい場合は、凹んだ傷跡にならないように1回の治療で削りすぎずに、シミ取りレーザーを併用するなどの工夫も当然の事として行っております。

赤いできもの(赤ほくろ・チェリースポット)

年齢とともに、体のあちこちに出てくる「赤いできもの」。これは実は「老人性血管腫」「チェリースポット」と呼ばれ、毛細血管が異常に大きくなって塊になったものです。ほくろではありませんが、中にはかなり盛り上がってホクロのように見えるものもあります。

老化現象の一種ですが、紫外線を浴びすぎたり、炎症を繰り返すと出来やすくなります。今までホクロと同じように削るレーザーや、シミ取りレーザーが治療に使われていましたが、赤い血管腫には効きにくく「色素レーザー」と呼ばれる高額で大型のレーザーが必要でした。

当院では、その色素レーザーに匹敵するとされる新しい治療器を用いてとても簡単に退治することが可能です。是非ご相談下さい。

脂肪腫

皮膚の下、皮下脂肪の中に、皮下脂肪とは別に脂肪のコロッとした塊が出来ることがあります。体中に出来る可能性のある、痛みも痒みもなくとても柔らかい腫瘍です。皮下脂肪があまりない額などにも良く出来ます。そのほか、首、肩、腕、背中、太ももなどにも出来やすいです。

基本的に手術で取り除く手術となりますが、当院ではある程度大型のものについてはより大きな病院を紹介するようにしております(実際は当院でも治療可能ですが、麻酔の量など患者様の安全を最優先しております。目安として5㎝以上)。時に脂肪肉腫と呼ばれる悪性の場合もあり得ますので、出来れば手術を行って早めに治療する方がよいでしょう。

皮膚のがん(悪性腫瘍)

皮膚のがんには、基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫(メラノーマ)などの種類があります。基底細胞がんや有棘細胞がんはどちらも高齢の方に多く、進行がゆっくりで転移もしにくい「がん」です。ただし、このようながんに繋がる「前がん病変」と呼ばれる皮膚のできものは、比較的誰でも出来やすいので注意が必要です。

また、悪性黒色腫はテレビでも度々取り上げられますが、皮膚に新しい黒いホクロが出来て、急に大きくなるようなら要注意です。この病気は、わずか1ヵ月対処が遅れるだけでも生死を分けると言っても言い過ぎではありません。気になる場合はダーモスコピーと呼ばれる機器でほくろの悪性チェックも行っております。そのほかにも肉腫などのまれな悪性腫瘍も存在しています。自己判断で軽視せずに、違和感を覚えたら早めに受診をしてください。

診療時間
 
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午後

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午後…15:00~18:30
休診日:水曜、土曜午後、日祝日

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診療内容
  • 一般皮膚科
  • 小児皮膚科
  • 美容皮膚科

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